資格を取得して介護士として働きたい場合、最初に取るおすすめの資格は介護職員初任者研修でしょう。介護職員初任者研修は、介護の基礎から応用までの知識や技術、介護職としての考え方について学習する事が出来るものです。介護職の必須資格ともいえるこの研修を受ければ、介護職としてのキャリアが始まります。介護の基礎を学ぶ事により、自分自身の体の管理が出来たり、大切な家族にも介護で親孝行する事も可能になり、将来介護が必要な家族の為にも身につけておいて損のない資格であると思います。研修内容としては今後のスケジュールや注意の説明を受けるオリエンテーションに参加したり、職務の理解についての講義を受けたり、DVDを見て内容についてグループワークしたりするようです。介護を受ける側になって物事を考えてみたり、自分だったらどうするかという事を考えたり、利用者本位の考え方についての理解を得られます。
実務者研修は人間の尊厳と自立やコミュニケーション技術、などの指定された450時間の講義を受けて、介護職員の質の向上とキャリアアップをはかる為に創設されたものです。また、2017年の介護福祉士試験からは3年の実務研経験に加えて、この資格取得が必須条件となります。基礎的な知識や技術を学習する為、実務経験や資格の有無は問われない研修で参加しやすいのが特徴です。研修終了後には、利用者の支援の方向性やサービス内容の詳細を決める役割のサービス提供責任者と、条件が揃えば、喀痰吸引や経管栄養などの医療ケアも行えるものです。
介護士を未経験から行うことはハードルが高いと思っていませんでしたか?資格取得を目指して勉強しながらも未経験でも仕事を始めることはできると聞きます。介護士に興味のある方はこちら「未経験から始める介護士ナビ」を参考に考えてみてください。